省令準耐火構造住宅は火災保険料が安い
石膏ボードには、9.5mm、12.5mm、15mm、21mmの製品がありますが、12.5mm以上の石膏ボード等を使用して、(独)住宅金融支援機構が定めた省令準耐火構造で施工すると火災保険料を大幅に安くすることが可能です。
※省令準耐火構造は、(独)住宅金融支援機構の融資等に特有の構造で建築基準法に定める準耐火構造とは異なりますので、ご注意下さい。
火災保険料を決める構造区分
火災保険では建物の種類(材質)や耐火性能によって構造級別が決められています。具体的には以下の表のようになります。
保険料 | 構造区分 | 建物の種類 |
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M構造 |
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T構造 |
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H構造 | M構造、T構造および経過措置の適用対象に該当しない建物 ・木造建物・土蔵造建物・その他 |
火災保険料例
一例として、東京都の火災保険料を以下の通り示します。
建物保険金額 | 3000万円 | |
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構造 | H | T |
耐震有(5年) | 645,230 | 342,380 |
火災保険10年 | ||
耐震無 | 449,330 | 221,030 |
火災保険10年 |